日本人学級

保護者の声

息子は小学校6年間を日本人学級で過ごし、卒業しました。 卒業式の一週間ほど前、「六年生を送る会」という行事がありました。各学年が六年生のためにプレゼントや出し物を用意し、心を込めて一生懸命発表していました。まるで兄姉を送り出すような、そんな心温まる雰囲気でした。

学校全体がまるで一つのクラスのように仲がよいところもSJISの良いところの一つではないでしょうか。
学年・学級(日本人学級・国際学級)・学校を越えて、様々な行事・交流もあり、これらを通してお互いのことを思いやったり、理解しようと努めることもとても大切だと思います。 ここで学んだ事・感じた事・経験した事は、息子にとってかけがえのない宝物となったはずです。

素晴らしい先生方、心優しい友人達に囲まれ、幸せな小学校時代を過ごすことができたと思います。 本当にありがとうございました。

SJIS保護者 児玉 恵 さん

SJISのオープンデーを見学した際、子供たちがとても生き生きと楽しそうに授業を受けている姿、生徒たちが廊下で元気よく「こんにちは!」と挨拶している様子を見て、この学校に入学させたいと思いました。

バスでの通学は少し心配でしたが、バスバディの上級生が面倒を見てくれるので安心して乗せることができました。学年を超えて交流が出来るので、お兄さんお姉さん達とも仲良くなって、毎日楽しく通学することができました。学習面も、少人数制なので先生方のサポートも一人一人細かくしっかり見て頂けました。また、毎週送られてくるスクールレターでは、その週の授業内容や行事のレポートがあるので、学校の様子を随時知ることが出来ました。先生方のサポートは素晴らしかったです。

SJIS保護者 芳野由美子さん

卒業生の声

私は、キンデイーの時にこのシドニー日本人学校(現:シドニー日本人国際学校)に入学してたくさんのことを学びました。

一番印象的なのは、「リコンシリエーションデイ」です。この行事は、先住民のアボリジニ人の歴史を学び、過去を反省することで、違う文化で育った人や他の国から来た人と理解しあう事の大切さを教えてくれました。

この学校はオーストラリアと日本はもちろん、多様なバックグラウンドを持つ生徒がいて、それぞれの文化に触れる機会に恵まれています。だからこそ私は「理解し合うこと」を学べる事ができたんだと思います。

卒業を機会に日本に帰りましたが、今でもシドニー日本人学校(現:シドニー日本人国際学校)で得たことは深く心に残っています。

SJIS卒業生 田辺茉奈さん

僕は入学から卒業までの六年間、シドニー日本人学校(現:シドニー日本人国際学校)に通いました。 「おはよう。」と、優しく挨拶をしてくれる先生がいたので、入学したばかりで不安な僕も安心できました。この学校では、沢山のことを学びました。

SJISの良いところは、第一に、友達みんなに優しくしてあげると言うことです。先生方が優しいので、クラス皆が誰にでも優しくしようとします。第二に、国際学級との交流です。これによって、オーストラリアの人の考えを知ることができ、仲良くなれるということです。第三に、広い校庭が2ヵ所あるところです。3~6年生が遊べる場所と、皆が遊べる場所があって、のびのびと遊べていいと思います。第四に、学校の周りに自然がたくさんあり、空気がおいしいところです。

この恵まれた環境でとても有意義な6年間を過ごすことができました。

SJIS卒業生 児玉 駿さん

SJISで過ごした時間は、私が今まで他の学校で過ごした日々とはまた違う、大切な1年間でした。

現地校からSJISに転入してきたとき、日本語補習校で国語・数学の勉強はしていたとはいえど、ただでさえ、現地校に通っていた4年半分の日本の勉強が抜けている私が、果たして授業についていけるのかとても不安に感じていました。

しかし、いざSJISで授業を受けてみると、少人数のクラスだからこそ、先生の目が生徒一人一人にまで行き届いていました。分からないところはその場で教えてもらえ、質問も積極的にできる雰囲気がありました。その結果、みるみるうちに実力もついてきました。そして、念願の第一希望の高校にも合格することができました。高校に入ってどこかしら先生方との距離を感じてしまうのは、きっとSJISでの先生と生徒の親密な関係を経験したからでしょう。それは、他学年との交流に関しても、同じことが言えます。先輩後輩の上下関係をそこまで深くは考えず、さらに小学部やキンディー、国際学級のクラスの生徒たちとまで幅広い関係が築ける、そんな環境はSJISであったからこそだと思います。

日本の小学校、SJIS小学部、現地の小・中学校、SJIS中学部を今まで経験しましたが、SJISで過ごした1年間はこの中のどこにも劣らない、私にとっての貴重な1年でした。

SJIS卒業生 吉田桃子さん

2001年に卒業いたしました。卒業後は現地の高等学校に入学致しました。卒業後は、日本の大学に入学いたしました。SJIS卒業後は同級生とは連絡が途絶えてしまい、もうあの頃の人たちとは連絡は取れないと半分諦めておりましたが、帰国後、SNSを通じて再会することができました。再会後は、同級生で同窓会を行ったり、結婚式に招待されたりしました。思い出話に耽て、当時の同級生たちで朝まで昔話に花を咲かせたことも何度かありました。それほど、何でも語り合える人たちなのだなと実感しました。

2013年に訪問させていただいた際は、当時お世話になった先生方はほとんどご帰国されたり、退職されたりしておりましたが、当時から変わらない温かい雰囲気はそのままでした。在校生もこの国に来て、この学校に通い、素晴らしい仲間と出会えたと思える日がいつか来ると思います。私がその一人です。決して悔いのない学校生活を送っていただきたいと思います。

SJIS卒業生 五十嵐祐さん

私は、小学部の頃から、中学部に憧れていましたが、実際に入ってからは毎日がとて も充実していました。

3学年全体で行動することが多く、全員と密接な関係を気づくことができ、SJISの友達とは、日本でもよく会っています。

また、異国にいながら、日本と同じ教育が受けられるので、受験の時も苦労しませんでした。面接の指導などもしていただけるので、帰国生にはとても役立ちます。おかげで私も志望校に合格できました。

SIJSでの日々は、一生の宝物です。

SJIS卒業生 瀬川里奈さん

今は、私たちは高校生になりましたが、今でもSJISの6年生時代の学校生活は、何よりもかけがえのない思い出です。

みんなが大好きだった担任の大竹秀人先生が、毎日バスケットボールを一緒に遊んでくださったのが忘れられません。教室のドアの前の小さいマットの上にみんなで乗って、休み時間のチャイムがなるのを待っていたくらい休み時間が毎回楽しみでした。

English(EFL)は、日本の学校での文法から教える授業とは違い、会話から入る英語の授業で会話力が身に付きました。自由な授業の雰囲気によってためらいなく話すことができ、シドニーの生活で実践として使うことにも早く慣れました。

私たちはそれぞれ違う道を歩んでいますが、今でも仲がよく再会しています。

SJISがより良い学校になるのを願っています。

2014年度 小学部卒業生 上原君香さん、京野真夕さん、栗山由梨さん

国際学級

私はキンディからYear6までSJISで過ごし、現在は現地の高校に通っています。他のオーストラリアの学校では経験することのできないユニークなカリキュラムで、小学生時代にたくさんの事を学ぶことができました。様々な国籍の友達に囲まれ、多様性と他文化への理解を深める事ができました。これは、卒業後の人生でも役に立っています。緑豊かな広々としたキャンパスで、色々な行事を経験しました。スポーツデーや語学学習発表会、スクールコンサートはとても良い思い出です。行事以外にも茶室での日本語の授業や、休み時間に一輪車で遊んだことなど毎日がとても楽しく充実したものでした。

SJISでたくさんの友達や素晴らしい先生方に出会えたことも私の誇りです。また自分の日本人としてのルーツも深く認識でき、今感謝する事が出来ているのもSJISで過ごした時間があったからこそだと思います。

SJIS卒業生 シーザー奈央美さん

SJISで過ごした時間は、素晴らしい思い出でいっぱいです。少人数クラスのおかげで、先生たちのサポートも手厚く、またクラスメイトを本当に良く知り、理解することができました。SJISで育んだ友情は卒業してから20年たった今でも続いています。毎日の日本語の授業からはもちろんの事、年間のたくさんの行事を通して、楽しみながら日本文化に触れることができました。

SJISで日本語を学んだ事は、本当にラッキーだったと思っています。言語が得意である事を活かして、その後進んだセレクティブスクールでは、交換留学生として日本の高校に1年通いました。その後大学で看護学を学び、世界中も旅しました。SJISで小学生時代から日本語や他の文化を学んだ事は、人生の素晴らしいスタートであり、現在の私自身を形成している基盤となっています。

SJIS卒業生 Sarah Knapmanさん

SJISで得た経験は本当に素晴らしかったの一言につきます。 日本語を幼い時期から学んだ事で、HSCで優位な成績を残せたり、多様性や人生の教訓も学べました。SJISで得たものは、私の人生の宝物です。 オープンな考え方、自分の文化の中だけのやり方や考え方だけでなく、他文化でのやり方や考え方を模索する意欲も身につきました。そして人種や言語の壁を超えて、友情を育むことができました。 スポーツデーなどの多彩な行事は、一生忘れない特別な思い出です。

SJIS卒業生  Jordana Sweetmanさん

きめ細やかに整備された校庭から広くて設備の整った教室まで、SJISの全てが大好きです。毎朝学校に登校する際に青空に映えた朱色のランニングトラックを見ると、僕の心はいつも明るくなりました。

SJISは、初登校の日から全ての児童が新しい言語を学ぶ機会があるユニークな学校です。7年間をSJISで過ごし、日本語を流暢に話せるようになれたことで、高校の授業も優位にたつことができ、本当に恵まれていると思います。それ以外にも、高校進学の際に、奨学生として入学することができました。これも、SJISの素晴らしい教育のおかげです!

SJISは心の中の特別な場所です。今後も、友人たちや素晴らしい先生方に、機会がある度に会いに行きたいと思っています。

SJIS 2017年度卒業生 ルーク・シェリダンさん